書籍【NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!】の研究
著者:加納 敏彦
NFT・メタバース・DAOの時代が到来する
NFT・メタバースの市場拡大
NFT
【2022年】204億ドル(1ドル130円換算で2.7兆円)
【2030年】2117億ドル(1ドル130円換算で27.5兆円)
メタバース
【2023年】4〜5兆円
【2028〜2030年】80〜100兆円
2023年 | 2030年 | 変化率 | |
NFT | 2.7兆円 | 27.5兆円 | 10倍 |
メタバース | 5兆円 | 100兆円 | 20倍 |
世界的な人気を誇るアニメ・マンガなどのキャラクターはNFT化される可能性が高いため、その知的財産権を持っている日本は優位に立てる。
これからは多くの人がメタバースに入ってコミュニケーションをする時代になる。
日本政府も後押しをしようとしている。
よし!10年後の将来に備えて、2023年の今からNFT・メタバースに参入して、小さくビジネスをスタートしよう。
今すぐビジネスを始める
参入のタイミング
大波がくる前に参入をしておき、大波が来た時にその波に乗ることができれば、うまくビジネスを進めることができる。
NFT・メタバース・DAOの海にいち早く入ることが大事。
まずは副業から始めて、月に数万円の利益を出せればいい。
将来的には、参入する人たちをサポートするビジネスを提供すれば、大きく稼げる可能性が高い。
自分にあった稼ぎ方を見つける
- 基盤作り
- モノ作りのサポート
- モノ作り
- サービスの提供
- ユーザー
稼ぎ方❶ 基盤作り
最も早く参入し、そのビジネスを基盤を作って稼ぐ方法。例えば、メタバース空間を作って運営する。
稼ぎ方❷ モノ作りのサポート
いち早く「モノ作り」「サービスの提供」「ユーザー」の経験を積むことでノウハウを貯めて、❸❹❺のサポートをする。
稼ぎ方❸ モノ作り / 稼ぎ方❹ サービスの提供
商品・サービスを作ったり、それを提供・販売する。
稼ぎ方❺ ユーザー
商品・サービスを使う。
この中からなら、❷と❸と❹を選びますね。理由はYORUの得意領域を生かせそうだし、初期費用もいらなさそう。また、今が絶妙なタイミングに思えます。
❶を選ばなかった理由は、clusterやXANAのようなプラットフォームを作るような稼ぎ方で、人や時間がたくさん必要なイメージ。YORUはスモールビジネスで進めたいので却下。またYORUの得意領域を生かせそうにない。今から参入しても既に乗り遅れている感が否めない。
❹を選ばなかった理由は、乗り遅れてからの参入になってしまうと思います。それに、ユーザーって搾取されるイメージがあるので、控えたい。
英語への対応
NFT・メタバース・DAOの世界に国境がないので、英語が有利。英語が苦手な場合、「Google翻訳」「DeepL」を使えば問題なし!
インターネットが激変中
インターネットの激変を理解
Web1.0(1990年代〜)
ユーザーは情報の受け手でしかない。
Web2.0(2005年頃〜)
誰もがSNSを使って情報の発信者になれる。GAFAMの独占。
Web3.0(2020年代〜)
管理者を必要とせず、ユーザー同士が直接やりとりできる。
「Web3.0」と「Web3」の違い
Web3.0:インターネットのバージョン
Web3:新しい技術(ブロックチェーンなど)によってできること
ブロックチェーンの理解
情報の「ブロック」が記録となり、「チェーン」状につながっている。
デジタルデータ「NFT」が資産になる
NFTの理解
NFTとは
唯一無二のデジタル資産。デジタルデータ資産として所有できる。所有すれば、将来価値が上がるかもしれない。
投機目的にNFTを買うべきではないかな。投機のタイミングはもう終わったと思う。これからはNFTの機能・仕組みを使ってデータをの扱いを工夫する時代なのかと予想します。
NFTのトレンド
- 一点もののアート
- 2Dコレクティブ
- 3D化したコレクティブ
- AIアートのコレクティブ
❶と❷は、アーティストの方々にお任せします。
❸は相性の良いメタバースと融合できそうで、まだ発展途上だと思います。例えば、アバターを3Dで作成して、それにNFTを付加して売ることができれば、最高です!
❹は誰でもできそうなので、その人たちにお任せします。
NFTを買ってみる
NFTはマーケットプレイスで買うことができる。
日本のマーケットプレイス3選
- 楽天NFT : 楽天NFTに登録が必要。
- LINE NFT : 「LINE」アカウントと「LINEBITMAX」というウォレットが必要。
- HEXA(ヘキサ) ← 初心者には最もハードルが低い、「Twitter」アカウントが必要
日本のマーケットプレイスなら、HEXAがいいかな。アイテムも豊富だし。
海外のマーケットプレイス
まずは OpenSea でよい。NFTの取引をするためには、以下のステップが必要。
- イーサリアムやポリゴンなどの暗号資産を購入
- MetaMask(ウォレット)の作成
- 暗号資産をウォレットに送金
- ウォレットとOpenSeaを繋げる
- NFTを売買する
OpenSeaではイーサリアムでの取引は手数料が高い。また法整備が追いついていないので詐欺など注意が必要。
NFTを買うときの注意点
- NFTの持ち主に所有権はない。NFT作品を使って収益をあげる権利はない。転売はできる。著作権についてもNFTの持ち主に権利はない。
- NFTの権利者が誰か、他人の権利を侵していないか、買う前に自分で調べて、自己判断する必要がある。
- NFT発行者が信頼できる人か判断する必要がある。
注意点を踏まえた対策
- 発行者の審査が厳しいマーケットプレイス「LINE NFT」「楽天NFT」で取引すること。
- 買いたいNFTが本物か判定できるサービス「NFT 真贋判定」「NFT 偽造判定」を使う。
- 発行者が信頼できる人であるか「公式Twitter」「公式Discord」からNFT販売ページにアクセスする。
- 対策に自信がなければ、まずは日本のメーケットプレイスで買うこと。
NFT化して稼ぐ
何をNFTにするか考える
- 自分の発信(投稿、音声、動画、写真など)
- 自分の職業を活かした例(過去に撮影したセミナー)、ノウハウ集.pdf
- 自分の趣味をデジタルガイドブックにまとめる
- ツイート
- 数秒の声を録音
- 自分の発信なら、ブログ記事がいいかな。
- 自分の職業を活かすとなると、図面やCGかな。あとメタバースにおけるアバターデータやワールドデータ・ギミックデータもいいかも!
- 自分の趣味なら釣り・バイク・育児かな。
画像生成AIを使ってNFT化した例:内田ユミさん
- Midjuourneyを使用・その事実を公開、プロンプトは控えをとる。
- 他のアーティストの著作権を侵害しないよう、特定画家名や作品を指定しない。
NFTの出品
- おまけを考えて、つける
- Twitterアカウント認証をする
- NFTにするデジタルデータを選ぶ
- 販売する条件を考える
- コンセプトを作る・意識する
- 税金について知っておく
メタバースが生んだ仕事で稼ぐ
3DCGが前提である世界。
「メタジョブ!」を通じて、メタバース店舗でアバター接客・アバターで先生をして稼ぐ方法もある。
メタバースを利用してコンテンツで稼ぐ
まずはビジネスで利用できるメタバース2つ
DOOR(ドア)
無料でビジネス利用ができる。スマホでサクサク動く。簡単に自分のルームを作り、そこで無料イベントを開催する。無料イベントを開始するだけでも「最先端の取り組みをしている」というブランディングができる。
Spatial(スペイシャル)
パソコンやゴーグルがメイン。自分に似たアバター作りが簡単。
メタバースで使えるアイテムを作って稼ぐ
- アバターづくり
- ルームづくり
「アバターづくり」で稼ぐ
- 作り方を教える
- 代わりに作ってあげる
- マーケットで販売する
アバターを作れるサイトは、Ready Player Me がある。他にはVRoid Hub(ブロイドハブ)があり、clusterに対応したアバターが簡単に作れる。
ルームづくり
DOOR や Spatial で自分のルームを作りながらノウハウを貯めていけば、代行制作で稼ぐこともできる。まずは自分のルームをこだわって作って、それが宣伝塔になる。
まずは手軽そうな DOOR や Spatial で自分のルームを作ってみようかな!
他のメタバース XANA とかとも比較しよう。
「DAO」的コミュニティをつくる
「DAO」を名乗ると、最先端であるとういブランディングができるので、感度が高い人が集まりやすくなる。
DAOの定義
- 管理者に権限が集中していない
- 集まったメンバー全員に権限が分散されている
- メンバーがそれぞれ自分で動く、人の集まり
- 人を動かすビジョン
- 明確なルールがある(どんな貢献をすると、何がどう配分されるのか)
- ブロックチェーンを活用して、意思決定と実行が自動的にされる(あらかじめ決めたルールに従って「こう決まったら、こうする」を自動的に処理する
世の中のDAO
海外のDAO
- Nouns DAO(ナウンズダオ):NFTキャラクターを自動オークションで販売
- Braintrust(ブレイントラスト):フリーランスに企業の仕事を紹介
日本のDAO
- Ninja DAO(ニンジャダオ):ブロガーだったイケハヤさんとイラストレーターのRii2が立ち上げて、様々な活動が行われている
- CHIMNEY TOWN DAO(チムニータウンダオ):西野亮寛さん主催
- 國光DAO:FiNANCIE(フィナンシェ)の創業者である國光宏尚さん主催、「メタバースで日本発、世界で活躍するユニコーンを増やす」というビジョン
DAOの注意点
- 資金の持ち逃げ詐欺が多い。Discordメンバーでも安易に信頼しないほうがいい。
- DAOとして契約できない
- 責任のありかがはっきりしない
- 守秘義務を守る体制が難しい
- トークン発行に規制が多い、コミュニティに利益が出た時に利益をトークンに持たせると、有価証券の扱いになって金融取引法に規制を受けてしまう。
- 資産や税金を管理しにくい
まずは Ninja DAO に参加してみようかな。
國光DAO ものぞいてみよう!
自分らしい「DAO」的コミュニティを創る
オススメのプラットフォーム
- FiNANCiE:運営者が支援者からお金を集め、トークンを発行する
- HEXA:NFTを買った保有者だけが参加できるコミュニティをつくることができる
FiNANCiE も HEXA も現状の法律の範囲内で取り組みができる。
DAOらしいプロジェクトを作る
「DAO」的コミュニティをつくる3つのコツ
- ビジョン・価値観・理念を明確に打ち出す
- どんな貢献をしたらどんな報酬がもらえるかのルールを数字で明確にする
- 定期的なコニュニケーションで居心地の良さをつくる
なるほど!
確かに Ninja DAO や XANA は、3つのコツを実践しているように見える!
今すぐ始めて経験とノウハウで稼ぐ!
- 今すぐ始めて、ノウハウを早くためる
- ノウハウを教えて稼ぐ
- NFT・メタバース・DAOをスタートしたい人のサポート、コンサルで稼ぐ
NFT・メタバース・DAOはまだまだ初動なので、早く取り組もう!!